求む!みらいの工場長! コロナだからこそ生まれた工場体験!
今だからこそできる企画として、コロナ禍でも密にならず楽しく学べるよう、一日一名限定で行います。
「一日工場長体験 第一弾」に当選した子供には、普段立ち入ることのできない工場の中を見回りながら工場長の仕事を実際に体験していただくことで、仕事をよりリアルに思い出に残していただきます。
【「ファクトリー見学という新しい概念を作った」 うなぎパイファクトリー】
地元浜松に活力を注ぐことができればという想いと、創業当時から大切にしてきた「お菓子を通じて人々を喜ばせたい」という信念のもと“職人とのふれあい”をコンセプトに「うなぎパイファクトリー」は2005年にオープンしました。
今でこそ当たり前となった工場見学ではありますが、当時はまだ実績のない時代。うなぎパイファクトリーはまさに工場見学のパイオニア的な存在でした。
ガイドツアーの他に、カフェや売店、移動販売車(うなくん号)もあり、浜松の産業観光を代表する施設にまで成長。
2010年に行われた経済産業省主催の産業観光推進有識者会議では、成功している産業観光施設のモデルケースの1つとして取り上げられました。おいしさの秘密や安全で安心な商品をお届けするための製造工程も一部公開し、2017年度には年間来場者数が約70万人を記録。今後は「日本を代表する産業観光施設」になれることを目指し邁進してまいります。
一方で春華堂では、ドイツなどのマイスター制度を手本に、職人の伝統技術を将来につなぐ 「師範制度」という職人制度を導入しています。これは、うなぎパイ職人を「錬士」「範士」「宗家」「師範」の階級に分け、こだわりや目標、向上心を育み、技術の継承と職人の育成を目的としています。
【新型コロナの苦境の中、生まれた新たな工場見学】
2020年度は新型コロナによる移動制限、うなぎパイファクトリーの休館の影響も重なって、来場者数が全盛期の約1/4の約18万人まで落ち込んでしまいました。
そんな新型コロナ禍の真っ只中、今だからこそ生み出せる企画はないだろうか、コロナ禍でも密にならず実行できる企画はないだろうかと企画を進めていたのが「一日工場長」体験です。 一般公募で選ばれた小学生は、一日一名限定で、企業秘密でもある職人の手わざや普段立ち入ることのできない工場内部を特別に見ることができます。
【工場長が接する 部署・人に出会い、仕事を体験】
当日は公募で当選した小学生に、うなぎパイファクトリーの工場長になり切って仕事をしていただきます。
オフィスでは普段から春華堂が大切にしている朝礼の挨拶から始まり、秘書と本日のスケジュール確認や名刺交換、チェック箇所の打ち合わせをして、巡回の準備が完了。
その後は、白衣に着替えて普段立ち入ることのできない工場内部へ…
保護者とはここで別れ、本物の工場長さながらに特別に工場内を巡回、職人たちを叱咤激励してもらいます。
コロナ禍であっても、見る・聞くだけではない、リアルな体験をすることで、一生の思い出に残る時間を子供に過ごしていただきます。
春華堂ではこの企画の結果をもとに、春休みや夏休みといった長期の連休に合わせて、実際にリアルな体験をしていただける職業体験を今後も増やしていきたいと考えています。
うなぎパイファクトリー
〒432-8006
静岡県浜松市西区大久保町748-51
開館時間 10:00~17:30 (うなぎパイカフェオーダーストップ17:00)
053-482-1765 ※入場無料 ※駐車場有
https://www.unagipai-factory.jp/