京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」や「京ばあむ」などを製造・販売する株式会社美十(本社:京都府京都市、代表取締役社長CEO:酒井宏彰、以下「美十」)製品開発部 シェフパティシエ 的場 勇志 が、「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」のアジア大陸予選である、 2024年10月22日(火)~24日(木)開催の「Asian Pastry Cup(アジアン・ペストリー・カップ)」に日本代表チームの一員として出場します。
日本代表チームとしての挑戦
的場は、2023年3月に行われた「第19回 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」日本国内予選A部門(シェア・デザートとアメ細工のピエスモンテ)にて優勝し、日本代表に選出されました。
的場にとって5度目の挑戦となる日本国内予選では、「Mechanization of nature~自然界の機械化~」をテーマにしたアメ細工と、チョコレートを合わせたマンダリンオレンジと柚子の甘味・酸味・香りのマリアージュを楽しむシェア・デザートを仕上げました。
2025年に行われるフランス本選に向け、株式会社アクアイグニス コンフィチュール アッシュ 籏 雅典 選手( B部門:レストラン・デザートとチョコレート細工のピエスモンテ 優勝)と、株式会社ブライド・トゥー・ビー エルダンジュ 宮﨑 龍 選手(C部門:フローズン・デザートと氷彫刻 優勝)とともに、日本代表チームとしてトレーニングを行っています。
Asian Pastry Cup 出場 日本代表チーム
【日本代表選手】 写真左・下段中央
的場 勇志 美十(京都)
籏 雅典 アクアイグニス コンフィチュール アッシュ(三重)
【日本代表監督】写真上段中央
冨田 大介 パティスリー カルチェ・ラタン(名古屋)
【日本代表チームサポート】写真右
宮﨑 龍 ブライド・トゥー・ビー エルダンジュ(名古屋)(※)
※宮﨑選手はフランス本選に籏選手、的場とともに日本代表チームとして出場します。
Asian Pastry Cup について
「Asian Pastry Cup」は、9か国から参加する代表チームが開催国シンガポールに集結し、 2024年10月22日(火)~24日(木)にかけて行われます。大会のテーマは「FEMININE FASHION – Spring/Summer」。
課題のアメ細工やチョコレート細工などの技術を用いた作品をチームで作り上げて腕を競います。
上位に入賞すると、2025年1月に実施される「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」への出場権を獲得することができます。
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーとは
「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」とは、1989年にM.O.F(フランス最優秀職人章)の称号をもつガブリエル・パイアソン氏とヴァローナによって設立された世界を代表するパティスリーのコンクールで、2年に1回フランスのリヨンで開催されます。
各大陸予選を勝ち抜いた世界のパティシエたちが、各国代表3名でチームを組み、その腕を競う最高峰の場として知られているため、“スイーツのワールドカップ”とも呼ばれています。
シェフパティシエ 的場 勇志(まとば ゆうじ)
1987年京都府生まれ/37歳
株式会社美十 製品開発部 所属
料理人だった父の背中に憧れ、製菓業界の道に進む。製菓の専門学校時代に出会った講師の影響で、国内外のコンクールに出場するようになる。
5度目の挑戦で「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」日本国内予選で優勝し、代表チームの一員となった。
2023年には、日本代表選出を受けて、京都府より「技能大会優勝者京都府特別賞」、京都市より「きらめき賞」を受賞。
≪的場 勇志 コメント≫
「フランス・リヨンの舞台で躍動する先輩方に憧れ、目指し続けてきた『クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー』。
アジア大陸予選ではしっかりと勝ちきり、フランスへの切符を掴みます。
フランス本選まであと4ヶ月。これまでの全てを出し切り、日本の力を世界に披露したいです。」
会社概要
株式会社美十は、「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」や「京ばあむ」をはじめとした観光みやげ事業に加え、“食”のフィールドにおいても幅広い事業展開を目指し、新たな挑戦を続けています。
会社名:株式会社 美十
本社所在地:京都市南区西九条高畠町35-2
設立:1965年(創業1938年)
事業内容:観光みやげ事業/テーマパーク事業/OEM事業/洋菓子ブランド事業/海外事業